"めっきらもっきら どおんどん"
作・文 長谷川摂子 絵 降矢奈々
出版社 福音館書店 出版日 1985.8.1
「めっきらもっきら どおんどん」は、かんたの歌うめちゃくちゃな歌の最後の文句。
遊ぶ友達が見つからないので、しゃくにさわって大声で歌っていると、木の中からウケてしまう声。
のぞき込むと落ちる落ちる。
着いたところは夜の山。
ウケていた三人のオバケがやってくる。
このオバケたち、顔や姿に似合わずかなり無邪気だ。
かんたといっしょに遊びたいらしい。
この遊びを描いたところがたのしいです。
どの子もこんな遊びができたらと思うことでしょう。
さんざん遊んで、お餅のなる木でお腹がいっぱいになると、オバケたちは眠ってしまう。
かんたは心細くなって思わず
「お、か、あ・・・・・・」、
それを言ったらおしまいだ!
このめちゃくちゃな歌詞覚えるとオバケに会えるかも・・・・・・ 。
もうかんたは忘れてしまったらしいので。